いつも作品を手にとっていただき、ありがとうございます。

私は個人で制作をしています。シナリオを書き、イラストもAIを活用しつつも自分で描いています。背景や音声は素材をつかっていますが、選ぶのは自分です。

「どうしてチーム制作ではなく、こういう個人制作にこだわるのか」……ここで言語化しておこうとおもいます。

届けたい景色をそのまま届けるために

個人制作の最大のメリットは、「自分のビジョンを100%反映できる」ことです。

個人でつくれば、ニュアンスの違いや解釈のズレは生じません。完全に一致した世界観をめざすことができます。

チーム開発で起こりがちな意見の対立や、方向性の修正といったコミュニケーションコストがなく、ただ純粋に自分が面白いとおもうものを追求することができます。

作り手同士の衝突で、研ぎすまされる創作が多いのは理解していますが、私は届けたい景色をそのまま届けることを選びました。

物語に全力を注ぐために

個人制作はとくに、時間と予算がかぎられます。

そして「私が一番こだわりたいのはシナリオ」です。シナリオをより研ぎすますために、ほかはAIや素材をつかって時間を短縮しています。

制約のなかで最大限のパフォーマンスを発揮する。そのための効率化です。

喜びと学びと愛着のために

ゲーム制作はとても多くの要素がかかわります。

便利なツールをいくら使っても、すべて一人でやるのはあまりにも困難です。ただその困難を乗りこえたとき、あまりにも大きな達成感と成長が得られるとおもっています。

なにより、作品への強い愛着をいだけます。これはおそらく、分業作業では得られない格別なものだと考えています。

この喜びと学びと愛を、さらに創作の糧にしたいとおもっています。

まとめ「伝えたい物語がある」

私が最もこだわるのは、シナリオです。それをより純粋なカタチで届けるために、私はこの制作スタイルを選びました。

これからも、この小さな創作の場で、よりよいストーリー体験を生みだせるように、魂をこめて制作活動をつづけていきます。

今後とも応援していただけるとうれしいです。お読みいただきありがとうございました。

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